昨日12月1日に桜子は Waldorf School of Peninsula に出席。本来の出席開始は1月5日だけれど、先生の勧めで、慣れるために、と12月中に二日だけ、出席することになった。初日は 12/1 月曜日、次は来週 12/9 の火曜日(日本に帰る予定の前の日だ)。
登校したら教室に入らず砂場に集る。待っている間先生の出してくれたスコップや八つ手で砂遊び。桜子は皆のいる砂場の中心とパパの間を行ったり来たり。まだちょっと怖い。先生が今日は何々ちゃんはお休み。何々ちゃんがまた来てないわね、などとチェック。今日の出席は全員で桜子含めて七人。風邪で休んでいる子が二人。出席している中で男の子は二人。中国系の双子の片方 Everett(エブリー)君。それからやんちゃな Zachary 君。女の子は、双子の片方の子 Elaney、それから Maren ちゃんはキム先生の子供。活発でクラスのボス的存在か。ちょっと桜子の友達のサラちゃんに似ているから、桜子はよい友達になれるかもしれない。それから金髪のきれいな子 Lena。それからラテン系でお目めのぱっちりした Anne ちゃん。Anne と Lena は知らない人に興味があるのか、しょっちゅう私をのぞきにきた。
全員登校してきたら、先生が歌を歌って皆を集める。輪になって、先生が一人一人の名前を呼びながら、桜子ちゃんは赤い帽子をかぶっている、all day long などと歌う。桜子ちゃん自分の名前が出てきたのわかったかな?
皆で木のところへ行く。駐車場の脇のマリーゴールドの落ちた花を拾って、先生に花びらを渡す。桜子は何も言わなくても落ちている花をちゃんと見つけて拾った。偉いね。木に戻って、先生が花びらを配って、皆は歌を歌いながら木に花びらをかけて「おはよう」を言う。近くに水たまりがあったのを見つけて何人かが飛んでゆき、べちゃべちゃ踏んで水遊び。桜子もしたそうだったけれど、長靴ではなかったのでお預け。
次に絹の布を皆で持ち歌を歌いながら校内一周。桜子もちゃんと布にしがみついているよ。でも布を運ぶというよりは引っ張られている感じ。途中で他の先生や職員の方々に出会うと、その方々も歌でご挨拶をする。
砂場に戻ってきて、そこでしばらく遊ぶ。雨が少し降っていたが、よほどのじゃじゃぶりでない限り外で遊ぶとのこと。先生は皆がちゃんと帽子をかぶっているように気を使っていた。桜子はスコップでちょっと遊んだ。でも戸惑っている感じ。パパのところにいることが多い。Anne が寄ってきて、いくつ?2歳8ヶ月と言ったら、まだ小さいのね。私は3歳半。Almost 4歳よ。まだ小さいから怖いのかしら。って心配してくれた。でも先生が桜子のために葉っぱを拾ってくれて、桜子はそれは気に入ったみたい。桜子は寒くなってきて、「先生のお部屋に入る」と言い出した。けれどまだ入る時間ではないので、先生から防水のコート(皆防水コートを着ていた)を借りて着せ、一緒に遊んであげる。次に行く時はあったかな服装が必要ね。
そのうち、誰かが木の実を見つけた。先生が、砂場の向こうにある木を指して、あそこからかな、と言って、そこに歩いてゆく。何人かも付いてゆく。先生がそこで仕草をしながら歌を歌ってくれた。「実が落ちてきた」の歌詞のところで、生徒が持ってきた実を上から落としてみせる。桜子はそこでくすくす笑っていた。桜子はこういう動きを見るのがとても好き。
ちょっと覚えていた歌詞から google で探してみたら見つかった。先生が歌ったのはこれの替え歌だったけれど、その実のことをなんと言ったのか忘れてしまった。nut かな?
The Apple Tree
Way up high in the apple tree,
Four little apples hung over me.
I shook the tree as hard as I could.
Down came the apples and mmmmm!
Were they good!
Way up high in the apple tree,
Three little apples hung over me.
I shook the tree as hard as I could.
Down came the apples and mmmmm!
Were they good!
Way up high in the apple tree,
Two little apples hung over me.
I shook the tree as hard as I could.
Down came the apples and mmmmm!
Were they good!
Way up high in the apple tree,
One little apple hung over me.
I shook the tree as hard as I could.
Down came the apple and mmmmm!
Was it good!
CanTeach: Songs & Poems - Apples
皆が砂場で遊んでいるうちに、助手の方(お名前を思い出せない。父兄?それとも先生?)が中でおやつの準備をしていてくれた。それから教室の横にタッパの大きいのを並べて、その中に暖かいラベンダーウォーター。先生は皆を歌で集めて、皆は暖かい石鹸水でスコップと手を洗う。桜子は皆が行った後、誰かがタッパの中に残したスコップをちゃんと洗っていた。そして教室へ。一人一人、教室の前に用意した椅子に座らせて、コートと靴を脱ぐ。
教室に入るといすが机の周りに並べてある。先生が歌を歌ってみんなそこに座る。待っている間に、何人かがスプーンをコップに入れてからから打ち鳴らし始めたので、カチャカチャと大きな音がした。桜子は驚いてちょっと泣いてしまったね。それで桜子は自分の椅子ではなくてパパのお膝の上。
机の真ん中にはロウソクと、オートミールの大きな鍋。そこから一人一人に、バター、メープルシロップ、シナモンの好みを聞きながら注いでゆく。皆ちゃんとどうしたいか言えるのが感心。オートミールを注いだお皿は、先生の近くの人から、遠くの人へ、渡してね、と手から手へ。桜子は全部入り。その頃にはパパの膝から自分の椅子に戻ることができたね。半分くらい食べたかな。このオートミールでみんな暖まったね。みんな食べ終わったら、先生がみかんをむいて皿に載せ、みんなに回してくれた。桜子もみかんは大好き。食事が終わったら、先生が歌を歌われて、みんなで食器のお片づけ。
次は軽いお休みの時間。みんな真ん中に頭を寄せる形で床に寝転んでじっとする。ちゃんとおとなしく寝転んでいる子には先生がアーモンドをくれる。手を伸ばして横の子にちょっかい出したり、真ん中の方に足を向けたり。でも騒ぐ子はいませんでした。桜子はと言えば、ちょっとそこまで落ち着く気になれなくて、パパの膝の上。
お休みの時間が終わったら、短いお話の時間。先生が木でできたリンゴの木と人形でお話をしてくれた。内容は忘れました。というのはこの頃から桜子は、ママのところに行く、と言いだしたので。ままはもうすぐ迎えにくるよ。いや、今行くの。でも泣きも騒ぎもしないいい子でした。
お話が終わったら、先生が wake up の歌を歌われて、おもちゃのエリアの覆いをみんなでとって、遊びの時間。みんな思い思いのおもちゃで遊びます。桜子はと言えば、まだパパにしがみついていたのだけれど、先生が虹色の積み木を出してくださって、桜子は興味を持ちだしました。と、その様子に興味を持った Zachary 君が積み木を取ってしまいました。桜子はちょっと気落ちしたようでしたけれど、別の青い積み木を見つけてそれで少し遊んだね。でもちょっとですぐパパの膝に戻ってきて、ママのところに行くの、と。
でも!先生がくるくる回す機械でリンゴを剥き出した。桜子はすぐに駆けつける。目ざとい子に負けず、桜子は3番め。桜子はこういう機械が好きです。一人一個くるくる回させてくれて、そして出てきたリンゴの皮(でも実がかなりついている)を少しもらえる。桜子もちゃんとくるくる回せたよ。そしてリンゴの皮ももらった。優しい桜子は半分パパにもくれた。まだほとんどのリンゴの皮はリンゴ剥き機の周りにぐるぐる残っている。桜子は自分の分を食べた後、そのぐるぐるをちぎって自分で確保。さっきまでの物怖じ桜子が嘘みたいに積極的。いたずら Zachary 君はそっとボールの中にある、むいたリンゴをかじりました。むいたリンゴは明日みんなでパイにするんですって!素敵ね。
それで今日はおしまい。もうそんなに時間が経っていたなんて。先生がみんな一人一人抱きしめてくれて、そして今日はさようなら。外でママが待っていました。
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