庭で取れたサンマルツァーノトマトでトマトソースを作って、パスタに絡めて食べた。うまかった。
今年、もう夏になってから、バークレーの園芸屋さんでサンマルツァーノトマトの苗を見つけた。
サンマルツァーノは料理用トマトの品種の一つで、トマトソースがとてもおいしくできる。グルタミン酸などのアミノ酸が豊富でこのページによると桃太郎の倍以上なんだそうな。私がトマトソースを作る時はいつもこれの缶詰を買ってくる。塩がほとんどいらないほど、味が十分濃く、おいしいソースができる。
さて、サンマルツァーノの苗を見たのは初めてだったので、早速買った。途中トマトのお尻が黒く腐る尻腐れ症になったり(カルシウム不足らしい)、肥料を効かせすぎて実がならずに葉ばっかり茂ったり、でほんのちょっとしか収穫できなかった。収穫したトマトを随時冷凍しておいて、今日最後の一つを取った。収穫は全部で1Kg。
そしてそれでトマトソースを作った。バジルはもう無いので、入れたのはニンニクとオリーブオイルだけ。2/3 ほどに煮詰めて、最近の定番ルスティケーラ・ダブルッツォのオレキエッテにからめ、McEvoyのオリーブオイルをちょろっとかけて、食べた。うまいよこれは。ソースの甘み、こく、私の語彙ではまったく表現できないけれど、うまい。喜久美さんも桜子もほとんど無言でお皿を平らげた。
来年はもっとたくさん作るぞ。