セット(by Willams Sonoma)の内容は:
1. マルガリータミックス
2. マルガリータの塩
3. マルガリータグラス x2
4. マルガリータの本(Amazon US, Amazon Japan)
私の常は、ミックスといった簡易な代替方法を嫌って、ちゃんとまじめな材料を揃えるところから始めるのだ。しかし手術の後、とても忙しくて、マルガリータをマスターするぞ、と思ったものの、全く前に進んでいなかった。でも家でマルガリータを飲みたい。そこにこのプレゼント。渡りに船(?)。嬉しい。
実は「マルガリータの作り方をマスターするぞ」と思ったのは誤解から始まったのだ。友人から、なかなか手に入らないという「ルリカケス」という奄美の高岡醸造が作っているラムをいただいたのだ。これがまた旨い。じゃ、これでマルガリータ、と思ったのがきっかけ。ははは、マルガリータはテキーラでした(でもラムで作ってもおいしいはず!)。
さて、早速テキーラを手に入れ、氷を買ってきて、マルガリータを作る。グラスのふちを湿らせて、塩をつける。塩の容器がちょうどグラスの口がすっぽり入るように平らになっていて、つまりそこにグラスを逆さまにしてのせるだけで塩がちゃんと付く。これは便利。そして氷2カップ、ミックス1カップ、マルガリータ 70-90cc。ブレンダーで、ガラガラガラ。氷がなめらかに細かくなったら出来上がり。それをグラスに注いで出来上がり! いやー、暑い週末のけだるい午後に最高!
そして、本が最高だった。この本はマニアックでまさに私好み。材料の選び方から始まり、70もの「本格的な」マルガリータのレシピが載っている。なんとそれぞれのレシピに最適なテキーラのブランドまで指定してある。そしてこちらの本に珍しく写真がきれい(なので英語が苦手でも楽しめる)。写真で見る出来上がりは、私はこんなにプロフェッショナルに仕上げられたマルガリータを飲んだことがない、と思うくらいすごい。マルガリータへの情熱の塊のような本だった。おいしいマルガリータに興味のある人に、ぜひぜひ勧めたい。私もこの夏、この本を参考にマルガリータ入門を果たそうと思う。
この本から一つだけ、覚えておくべきことを挙げると、「テキーラは必ず 100% AGAVE" のものを選ぶこと」。AGAVE とは原材料の竜舌蘭。つまり日本酒で言えばつまり純米を選べ、ということですね。
この本の著者はなんとサンフランシスコに Tommy's Mexican Restaurant というレストランを持っている。行ってみなければ。
マルガリータを作っていたら、桜子が庭からベリーをたくさん摘んできた。私も!私にストロベリーマルガリータを作ってください! いったいどこからベリーを氷と一緒につぶすなんてことを考えついたのだろう。みんなでマルガリータ(桜子のはテキーラ抜き :)を楽しんだ。