先の土曜日、JTPA の第五回シリコンバレーツアーに、去年に引き続きパネリストとして参加させていただいた。
JTPA というのは「技術を志向する日本人プロフェッショナルがシリコンバレーで働くのを支援するためのNPO」。あの「ウェブ進化論」の梅田さんらが中心になって精力的に活動しておられるのだ。
この JTPA が学生や若手社会人を対象に、シリコンバレーの大学や企業を訪問し、また実際にシリコンバレーで働いている人たちと接するためのツアーを毎年企画している。これだけネット上の情報が豊富になっても、文字になった情報を読むだけなのと、実際にその場の匂いを嗅ぎ、人に会うのとでは人間の「肝」に与えるインパクトが桁違いだ。
5回目の今年は競争率なんと6倍の中から書類選考で選ばれた幸運な20名が来られた。お決まりのコースに囚われず、自分の可能性に挑戦したいと考えている、キラキラ輝いている若者たち。パネルディスカッションの後にも何名もの方が質問に来られた。お話ししたことや、そしてお会いできたこと自体が、なにがしかの助けになったとしたら存外の喜びだ。
私自身も皆の熱気に触れて、また、またその後に行われた事業を立ち上げた経験のある方々のディスカッションから、大変刺激を受けた。
いやぁ、若いっていい。と先輩風を吹かしている場合じゃない、負けてはおられぬぞ。