蕎麦処 ぱろある亭

初霜

火曜日、初霜が降りました。あちこちに氷が張って、娘は「喜び庭駆け回り」。山の上にはうっすら雪。

しかし野原の草にとっては、シリコンバレーの秋は春のようです。夏の間水がなくて、草が枯れ、地面がひび割れていた野原は、秋の降雨とともに一面緑になります。一番上の写真の右下に見えているマメ科の芽は、カラスノエンドウ。よく見ると真ん中にもいますね。さやを草笛にして遊びます。

蝉の幼虫釣り

こんな面白い遊びをこの歳まで知らなかったとは。

夕方近く、妻の実家の近所の公園を娘と散歩していたら、何やら地面を一生懸命に調べている子供の集団がいた。見つけた！などと言っている。気になって見に行ったら、セミの幼虫を探しているんですよ、と。そこにいたお母さんの一人が、やりかたまで教えてくれた。ありがとう！

蝉の穴はよく見るけれど、すべて既に抜け出た後だと思っていた。が、抜け出る前に、まず小さめの穴をあけるらしい。他より小さな、まだ抜け出ていないとおぼしき穴を見つけたら、ちょっと広げて覗いてみる。そうすると、出ようかな、どうしようかな、まだ明るくて騒がしいな、などと時機をうかがっている蝉の幼虫の顔と鉢合わせ。そういうのを見つけたら枝を差し込んでみる、幼虫はそれにしがみつく。で、ゆっくり引き抜くと…

娘と俄然張り切って、少しの時間で二匹も釣り上げた！

家に持って帰って、庭で羽化させた。

カメラを持っていなかったのが悔やまれる。ちょっと詳細が違うけれど、図や写真解説付きのサイト：

せみ釣り

セミ幼虫釣り

皆さんご存知でした？

あまりに美しくてため息

知り合いのブログで教えてもらったこの画像。まあ全部見てみてください。日本の風景です。

Nature Time Lapse 2 from mockmoon on Vimeo.

ため息どころか涙が出そうになりました。

速いマシンと回線を持っておられたら、大きな画像で

Miscanthus sinensis - すすき

明日15日は満月、十五夜だということに気がついて、ススキがないかと近所の園芸店を回った。

この辺りでもススキは庭や公園などでたまに見かける。Palo Alto だと、Page Mill と El Camino Real の交差点にあるサッカー場の駐車場のまわりにたくさん植えられている。実は去年の十五夜、ここからススキを数本失敬したのだった（時効ね）。その穂を土に植えたのだけれど、出てこなかった。種のできない F1 品種なのかな。ともかく自生種ではないので、どこかに ornamental plant として売っているのに違いない。

園芸屋さんで「ススゥキー」と言ってみても通じないだろうから学名を調べる。Miscanthus sinensis。sinensis というのは学名によく見るな、と思って調べてみたら、Chinese のラテン語だった。どうりでよく見るわけだ。

日系の経営だから可能性が高いかと思い、Yamagami Nursery をまずチェックしたのだけれど無かった。店員さんに、十五夜に欠かせないんだよ、と説明したら「知らなかったわ！来年からちゃんと入れるようにしなくちゃ！」と陽気。彼女によると Ornamental plant としては一般的だからこの学名でどの園芸屋さんでもわかると思う、とのこと。

一般的なら、普通の園芸屋さんであるに違いない、と次に行った Palo Alto の Summerwinds Nursery で発見！　葉っぱの両端の色が薄い園芸品種。数鉢置いてあったけれど、穂の出ているのはふた鉢。両方ともいただいてきた。

さて、あとは肝心のおまんじゅうだ！

謹賀新年

ぱろある亭を訪れて頂いた皆さま、旧年中は大変お世話になりました。

昨年は家族それぞれに節目がありました。私は Leopard を無事完成させることができました。妻の喜久美は先生となるための学校を卒業することができました。そして娘の桜子は小学校に入学。そして、七五三のお参りを無事に済ませることができました。どれもみな、いろいろな方々のお蔭があってこそと痛感しております。

今年はこの節目を新たなスタートとしてがんばってゆく所存です。

2008年戊子、皆様それぞれにとって実り多き年でありますよう。

今年もどうかよろしくお願いいたします。

木田泰夫、喜久美、桜子

JTPA 第五回シリコンバレーツアー

先の土曜日、JTPA の第五回シリコンバレーツアーに、去年に引き続きパネリストとして参加させていただいた。

JTPA というのは「技術を志向する日本人プロフェッショナルがシリコンバレーで働くのを支援するためのNPO」。あの「ウェブ進化論」の梅田さんらが中心になって精力的に活動しておられるのだ。

ご近所の方へ：茗荷の苗あり〼

茗荷畑を掘り返したらば、大量の茗荷の苗（地下茎）が採れました。

ご入用の方は差し上げますのでご連絡ください。直接取りに来られる方に限定させてください。
一週間くらい取っておこうと思います。

次の年から多くの茗荷が楽しめますが、今すぐ植えてやればこの夏にも少しは出てきてくれると思います。
場所は半日陰が最適。そして乾燥させぬこと。少し大きめの植木鉢で。

夏時間

カリフォルニアは今日 3/11 日曜日から夏時間。私はこの夏時間という制度が嫌いだ。

私は毎朝六時半頃に起きる。冬の間はこの時間だとまだ真っ暗。それが春が近づくにつれて少しずつ明るくなってくる。最近だともうずいぶん明るかった。その移り変わりを感じるのは楽しいものだ。

どうして日本語には緑の形容詞が無いのか

どうして日本語には緑の形容詞は無いんだ？？　さあ、どうしてだ？

笑った。でもほんとうにどうして？

新年おめでとうございます

ぱろある亭を訪れて頂いた皆さま、旧年中は大変お世話になりました。

私にとって、今年はLeopard をきちんと仕上げ、次への仕込みをする年。個人的には、この数年私を悩ませてきた耳に水がたまる問題を根治したいと思います。健康の大切さを痛感しました。そして、忙しくてほとんどできなかったそば打ちの再開。

妻の喜久美は桜子の学校でアスタントティーチャーとして働き始めて3年目。今年はトレーニングの最終学年が始まります。

桜子は今年の9月からとうとう小学生。日本語の読み書きをどう教えてゆくか思案中。いろいろなことを体験させてゆきたいと思っています。

2007年、皆様それぞれにたくさんの良いことがありますよう。

今年もよろしくお願いいたします。

木田泰夫、喜久美、桜子