自分でつくる蕎麦・うどん
今日本屋で見つけた本。私の好きな「利庵」の蕎麦、そしてあの出し巻き玉子の作り方が載っているではないか!ということで帰りの荷物がいっぱいなのも顧みず買ってしまった。利庵以外にもいろいろな名店の蕎麦の作り方、それから種物、変わり蕎麦、それからつまみの作り方がとても詳しく載っていてたいへん勉強になる。石臼の整備の仕方まで載っていて誘われる… が、ま、わたくしの目下の課題はいろいろな粉で安定して旨く打てること。それから作り方によるそばつゆの差を知ること。ぼちぼちね。
昨日書いたおりがみの本、清水は草薙駅前の子供の本屋さんで見つけた。この本屋さんがあることは知っていたのだけれど、今回改めてじっくり見てみるととてもマニアック。エルサ・ベスコフが平置きしてあったりする。そしてここの人はものすごく絵本に詳しい。ただ者ではあるまい、と帰ってインターネットで探してみたら、ありました、さらにマニアックなサイトを持っていた。子供の本専門店ピッポ。絵本の古書も扱っているらしい。このおもちゃのコーナーにある「ポングラッツ人形」の美しいこと(値段を見てまた驚いたけれど)。
うーん、百町森といいピッポといい静岡/清水は侮りがたし。
おりがみの本をしばらく探していた。サンノゼの紀伊国屋にもいくつか並んでいるのだけれど、小さいときに遊んだベーシックが少ししか載っていなくて、ちょっと新しい奇をてらった感じのものばかり。でも、帰省先の清水でついに見つけた。
福音館書店の「伝承おりがみ(amazon)」。これはすごい!小さいときに折ったベーシックが網羅されている。紙コップ、さんぼう、にそうぶね、やっこ、はかま、かみでっぽう、いかひこうき、つる、かぶと、かざぐるま、などなど。説明に出てくるおりがみの絵は手書きで優しい色で彩色されている。遊び方も説明してある。
巻末の言葉がまた勉強になる。例えば、「つる」は200年も前から今と全く同じ形で折られていたんだそうな。それから、ドイツやイギリスにも似たような遊びがあるというのも知らなかった。そういうのもいくつか収録してある。
もちろん桜子のために買ったのだけれど、ちょっと自分の小さい頃を取り戻したようで嬉しかった。
百町森に巡り会えて、そしてそれが喜久美さんの実家の近くにあったのはとても幸せなこと。この店に行くと、選び抜かれたすてきな本とおもちゃで何時間も時間が過ぎてしまう。
店員の方はみなとても知識が豊富だし本気で好きでやっておられる様子が伝わってくる。桜子のお気に入りの本の殆どここで勧めていただいたもの。おもちゃは US でも買えるけれど、なんのかんのここのが半分くらいもある。(US のお気に入りの店はここ)
今日は桜子が乳母車の上で延々寝てくれたので、4時間も店にいた。収穫は絵本が5冊とフェルトを作るための羊毛。
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